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一人五役、二人三脚で、メキシコ支社の立ち上げに挑む。

一人ひとりが、世界一に挑む人。

入社前の私は、じつは一度も海外に行ったことがなかったんです。TOEICの点数は300点。パスポートすら持っていませんでした。そんな私が海外を志向するようになった理由は、「未完成だったから」。それに尽きます。国内市場において当社はトップシェアですが、海外における認知度はまだ低い。ということは、チャレンジする領域が大いに残されているということ。それがとても魅力的に映ったのです。大阪支店で国内営業の仕事をしていた1年目の私は、上司との面談ではっきり伝えました。「5年後には国際事業本部で働きたいんです」。そうしたらあるとき辞令がおりまして。「来年から国際事業本部に行ってほしい」とのこと。「え?!来年?」というのが、正直な感想でした。心の準備もできていない。というか、英語などスキルの準備がまったく追いついていない。大丈夫か?とも思いましたが、でもそれ以上にやっぱり嬉しかった。自分の力でこれから海外市場を切り拓いていくんだ。険しい壁を前に、胸が躍りました。

海外営業の仕事だけをしていても、海外拠点はつくれない。

異動後数年は中近東エリアの市場開拓を担当し、2012年からは中南米担当に。現在は、上司である星野とメキシコに駐在し、グループ企業であるパラマウントベッドメキシコの立ち上げに挑んでいます。ここ数年、アジアには足場が増えてきましたが中南米は手つかず。大きなマーケットを拓くには、会社としてしっかり拠点をかまえる必要があったのです。とはいえ、立ち上げ段階で多くの人員を割くわけにはいきません。日本人スタッフは私と星野の2人だけ。事務所の場所決め、備品の購入から始まり、人の採用、さらには経理や法務のことまで自分たちで解決しなくてはいけない。「起業するってこんな感じだろうか」。そう思えるほど幅広い経験をさせてもらっています。それに、この場所でいちばんコスト高なのは、日本人である私たち。自分がここにいなければ、あと5人はメキシコ人スタッフを雇えるということ。それ以上の働きをしなければ、私がいる意味がありません。ただ営業の仕事をするだけではなく、メキシコ支社という“組織”を作り上げる仕事をする。まだ若い私ですが、経営トップに近い視野が求められます。身の丈以上の仕事に、精一杯背伸びしながら挑んでいるところです。

海外営業の仕事だけをしていても、海外拠点はつくれない。

パラマウントベッドの新価値を、メキシコから逆輸入する。

パラマウントベッドの新価値を、メキシコから逆輸入する。

私には、野望があります。ここメキシコから、新しいパラマウントベッドの価値を世界中に発信していくこと。日本流のものを横展開するのではなく、メキシコで新しいソリューションを生み出し、それを日本に逆輸入するつもりで仕事をしています。ただ、一人でガムシャラに努力しているだけでは限界がある。一人だけではできないことも、チームでやればきっとできる。だから私は、メキシコ、さらには世界へと通用する大きな価値を生み出すに、現地スタッフを巻き込みたいと考えています。表面上の付き合いをするだけでは足りません。互いの存在を認め合い、さらに、パラマウントベッドの存在意義や理念に共感してもらい、真の仲間になりたい。ここメキシコで、私たちはたった2人の日本人です。誰よりもパラマウントベッドのファンであり、理念に共感し、組織を引っ張る存在として、責任の大きさに武者震いしながら、現地スタッフと語らいぶつかる日々を、いま、心から楽しんでいます。

『上司である星野から見た吉田は?』難しい仕事だからこそ、挑みたい。そんな気概がある男です。

パラマウントベッドメキシコ社長の星野です。私が、メキシコでの拠点設立を提案したのは、2013年の2月。それから約1年を経て、ようやく軌道に乗ってきました。吉田君とは男同士、意見がぶつかることも多い。彼を見ていてハラハラすることもあります。けれど、前向きに新しいことにチャレンジする姿勢は、見習わなければとも思うんです。年齢を重ねると、つい今あるものでどう工夫しようか考えてしまう。でも、若い人は失敗を恐れずどんどん新しいことに挑んでいく。営業手法ひとつとっても、これまでとはまったく違うやり方を提案してくれました。そうやって日々、新しい刺激を与えてくれています。彼が国際事業本部に来たのは、入社2年目のこと。語学などのスキルは未熟でも「やってみたい」という気持ちは誰より強かった。当社は、そういう人に仕事が任されていく会社なんです。うちにはまだまだ、難しくて、大変で、そしてやりがいのある仕事がたくさん残っています。ベッド以外の製品開発に挑むこともできるし、たとえば、看護師など人手が足りない病院への人材支援に踏み込んでもいい。発想はいくらでもできる。会社発展の方向性はいくらでもある。「やりたい!」と手を挙げてくれる人、メキシコで待っていますね。
/ パラマウントベッドメキシコ 社長 星野麻矢 1996年入社

『上司である星野から見た吉田は?』難しい仕事だからこそ、挑みたい。そんな気概がある男です。