手押しハンドルを内側に向けたコンパクトモードに設定すれば全長は83cm。90cm幅の廊下ならその場で向きを変えられます。

前座高40.5cm、座幅40cm、座の奥行き36cm。座面に設けたベルトの張り調節と前方が少し高い形状の立体クッションにより、骨盤の前滑りを予防し、姿勢の崩れを抑えます。

バックサポートは、身体に合わせてベルトの張り調節が可能です。また、バックサポート両側の背フレームを後方に大きく曲げることで、座りやすくハンドリムの操作（自走操作）がしやすくなっています。

アームサポートの高さが調節できます。高さが適切だと上体が支えやすく、身動きもしやすいので、疲労の軽減につながります。

フット・レッグサポートの長さは調節が可能です。フットサポート（足のせ台）はスイングインが可能です。従来の車椅子よりもフットサポートを身体に近くした設計で、お尻が前に滑りにくく、骨盤が起きやすく、活動的な姿勢が取りやすいように配慮しています。

フットサポート（足のせ台）の高さと前後位置を調節できます。フットサポートに足を乗せて座る場合でも、フットサポートが適切な位置にあると、足の裏でも体重を受け止められ、身動きもしやすいので、座圧の分散を助けます。

空気管理が不要でエアータイヤに近いクッション性を実現したハイブリッドタイプのノーパンクタイヤです。タイヤの磨耗による交換を除けば約5年は使用可能な耐久性の高いインナーチューブを採用しています。

介助者が操作する制動用ブレーキ（介助ブレーキ）と駆動輪を固定する駐車用ブレーキ（タックルブレーキ）が付いています。駐車用ブレーキ部はボルト・ナットなどが露出しないようにカバーを設けより安全に使えるように配慮しています。

折りたたみができ、折たたんだときの幅は約34cmです。バックサポートの折りたたみもできるので、さらにコンパクトに折りたたむことができます。